1日たった10分!頭が良くなるメモ書きトレーニング

2024

「もっと深く考えられるようになりたい」

「自分の考えがうまくまとまらない」

「感情が整理できない…」

あなたにはこんな悩みはありませんか?

その悩みを解決してくれるシンプルな方法があります。それはメモ書きです。

僕も実際にこのメモ書きを実践していますが、頭の中だけで考えるよりも、書き出しながら考えた方が、より良い考えにたどり着くことが多いです。

このメモ書きを取り入れれば、あなたは以前よりも深く・速く考えられるようになり、課題をどんどん解決できるようになります。

今回は、そんなシンプルなトレーニングについて書かれている書籍『ゼロ秒思考』を紹介します!

ゼロ秒思考とは?

まず、ゼロ秒思考とはどんな状態なのか、どうやって身につけるのかを解説します。

ゼロ秒思考ってどんな状態?

そもそも深く考えることができているとは、どんな状態のことをいうのでしょうか?

著者は、課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策とオプションが浮かび、オプションのメリット・デメリットがすぐわかるようになる状態のことだと述べています。

ゼロ秒思考とは、この質とスピードの双方の最高到達点です。

普段から考え抜いている人が突然の変化にすぐ対応できるのは、ゼロ秒思考が身についているからだともいえます。考えに考え抜いた結果、ゼロ秒で判断できるようになるのです。

例えば、メジャーリーガーのイチロー選手は、バッティングだけでなく、素晴らしい守備でも有名です。彼はバッターが打った瞬間に、ピッチャーが投げたコースや打球音、打球の方向、風向き・風速などの情報からどの方向に走るかを判断しているはずです。でなければ、ライナーの打球を地面すれすれでキャッチすることなんてできませんよね。

普段から考え抜いている人がゼロ秒思考の域に達し、高いパフォーマンスを発揮できるのです。

しかし、ゼロ秒思考は天才だけのものではありません。トレーニングをすれば誰でも身につけることができるようになります。そのトレーニング方法がメモ書きです。

Polaris Books
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僕もこのトレーニング法を一年ほど前から実践しています。頭の中だけで考えているより、課題が明確になり、次のアクションが起こしやすくなったと実感しています!

ゼロ秒思考の身につけ方

ゼロ秒思考を身につけるためのトレーニング方法、メモ書きです。

メモ書きは、こわばった頭をほぐす格好の柔軟体操であり、頭を鍛える手軽な練習方法です。頭に浮かぶ疑問やアイディアを即座に書くことにより、頭がどんどん動くようになり、気持ちが整理されていきます。自意識にとらわれ、悩むことが減っていきます。

メモ書きは1ページを1分で、毎日10枚書きます。1日10分ほどで、時間や費用はかからず、頭や感情の整理に即効性があります。はじめは1分で書くことや10枚書くことに苦労するかもしれませんが、だんだんできるようになっていきます。メモ書きを続けると、頭にどんどん言葉が浮かぶようになってきます。このトレーニングで、どんどんとゼロ秒思考に近づくことができるのです。ちなみに年齢、性別、経験は全く関係ありません!

このメモ書きトレーニングの具体的なやり方は、後で紹介していきます!

Polaris Books
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この「メモ書き」は、著者がマッキンゼー入社した際、仕事のやり方や様々なアドバイスをしっかり理解し、自分のものにするためのプロセスで生まれたそうです。

✅ゼロ秒思考とは、課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策とオプションが浮かび、オプションのメリット・デメリットがすぐわかるようになる状態の最高到達点

✅ゼロ秒思考はトレーニングにより身につけることが可能。そのトレーニング方はメモ書き

ゼロ秒思考を手に入れるメモ書きのやり方

Polaris Books
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ではいよいよ、ゼロ秒思考を手に入れるためのトレーニング法、メモ書きについて解説していきます!

やり方はこの上なくシンプルで、A4の用紙に1ページ1分で書く、これだけです。ただ、いくつか注意点があるので解説します。

これから紹介するメモの書き方は著者が何年もかけ、何人もの人に実践してもらい完成させたトレーニング方法です。

そのため、勝手に自分好みに手を加えてしまうと、著者のねらいがうまく働かなくなることがあります。メモのフォーマットは必ず守ってください!

メモの書き方

メモを書く際は、A4用紙を横向きに置き、左上にタイトルを書いて下線を引きます。

A4用紙は、縦ではなく、横向きで使います。これは、現状の課題と解決策、これまでの問題と対応等、時間の流れを表現することが多くなるからです。著者によれば、縦向きも試したそうですが、横向きの方が明らかに表現しやすかったそうです。タイトルに下線を引く理由は目立たせるためです。

左上には、日付を入れます。基本的にはスピード重視のために「2024-8-1」というように書きます。

メモ書きのフォーマット①

本文の書き方

本文は、びっしりと書くのではなく、一行を20〜30文字程度で、4〜6行書きます。頭に浮かぶまま、考えずにそのまま書いていきます。感じたように、難しいことは考えず、構成や言葉も考えずとにかく浮かんだままに書いていきます。

1〜2行しか出てこないよという人もいるかもしれませんが、心配はいりません。だんだんかけるようになっていくので、少し頑張ってみてください。

Polaris Books
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ぼくも最初は1分で2~3行しか書けませんでしたが、続けているうちに4行書けるようになりました!

また、各行は出来るだけ具体的に書くようにしてください。短すぎると頭のもやもやを言語化する練習になりません。 そのため、1行は20〜30文字程度を目安にしてください。

メモ書きのフォーマット②
Polaris Books
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ルールはこれだけです。本当にシンプルな方法ですよね?でも続ければ、これが絶大な効果をもたらしてくれます。少しでも興味が湧いた人は、ぜひ今日から実践してみてください!

✅最後にもう一度大事なことを繰り返します。メモのフォーマットは必ず守ってください!

まとめ

今回のポイントを振り返りましょう!

✅ゼロ秒思考とは、課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策とオプションが浮かび、オプションのメリット・デメリットがすぐわかるようになる状態の最高到達点

✅ゼロ秒思考はトレーニングにより身につけることが可能。そのトレーニング方はメモ書き

メモのフォーマットは必ず守る!

このメモ書きは非常にシンプルで、実践しやすく、誰にでも効果があります。

Polaris Books
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僕はこのメモ書きを実践して、紙に書き出すことがどれだけ思考を助けてくれるのかを実感しました!

より深く考えられるようになりたいと思った人はぜひ読んでみてください!

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