こんにちは、Polaris Booksです!
今回は、20代の人に特に読んでほしい一冊、『20代のうちにしておきたい17のこと』を紹介します。
人生を豊かに生きるためのヒントが満載です。ぜひ最後まで読んでみてください!
20代は、人生の中でも最も可能性に満ちた時期。
しかし、同時に多くの人が「自分の人生をどう進めるべきか」と迷い、不安を抱えます。
そんな悩みを抱えるあなたにこそ、『20代のうちにしておきたい17のこと』は最適です。
本書では、自己投資や人間関係、失敗の重要性など、未来を切り拓くための具体的なアドバイスが詰まっています。
著者の本田健は、豊富な人生経験と成功者としての実績を基に、読者に20代を有意義に過ごすためのヒントを提供。
ここに書いてあることを実践すれば、あなたは自分の人生をより豊かにし、後悔のない未来を築けるでしょう。この本があなたに与えるのは、明るい未来への道筋と勇気です。
この本について
著者について
著者である本田健さんは、日本のベストセラー作家であり、人生における「幸せなお金持ち」や「幸せに生きるための知恵」について多くの本を執筆してきた人物です。
本田さんは、若くして経済的な自由を手に入れ、様々な人生の選択肢を探求する経験を通して、自分の生き方を確立してきました。『ユダヤ人大富豪の教え』をはじめとしたシリーズは、読者に大きな影響を与え、自己啓発やライフデザインに関心がある人々にとっては必読の書となっています。
彼のメッセージは一貫して「自分の人生をデザインし、幸せに生きるための手段を学ぶ」ことにフォーカスしています。
この本の概要
『20代のうちにしておきたい17のこと』は、そのタイトルが示す通り、若い世代、特に20代の読者に向けて、人生を豊かにし、後悔のない選択をするための具体的なアドバイスをまとめた本です。
この本は、20代という人生の中で最も可能性に満ち、かつ不安定な時期に、どうやって自己成長を促進し、未来を築いていくかをテーマにしています。 人生経験豊富な本田健が、自身の体験と洞察を基に、20代にぜひ身につけておくべきスキルや心構えを具体的に提案してくれます。
人生に対する問いかけ
まず、この本が特に印象的なのは、読者に対して「あなたはどんな人生を歩みたいか?」という問いを何度も投げかけるところです。
本田さんは、20代の読者が自分の人生のビジョンを明確に持つことの重要性を強調しています。例えば、「自分が大切にしたい価値観は何か」「どんな環境でどんな人たちと一緒に過ごしたいか」という問いかけが、本書の各章を通じて展開されています。こうした問いかけを通じて、自分自身と向き合い、深く考えることができます。
自己投資の重要性
次に、本書が強調するもう一つの重要なテーマは「自己投資」です。本田健は20代のうちに、お金や時間を惜しまずに自分自身に投資することの重要性を強く説いています。
例えば、スキルアップのための学び、価値ある人脈作り、健康の維持など、自分自身を成長させるためにどのように行動すべきかが具体的に書かれています。
また、「失敗を恐れずに挑戦し、失敗から学ぶことこそが成長の鍵である」と説いており、失敗を前向きに捉えるマインドセットが大切だとしています。
人間関係の築き方
さらに、本書では「人間関係の築き方」についても多くのページが割かれています。
20代は、仕事やプライベートで様々な人々と出会う時期であり、その出会いが将来の自分に大きな影響を与える可能性があるということを本田健は強調しています。良好な人間関係を築くためには、相手に対してリスペクトを持ち、共感力を高めることが大切だと述べています。
また、周囲の人々から学び、自分の成長に繋げることができるような人脈作りのポイントも具体的に提示されています。
「自分らしさ」を見つけるための旅
最後に、本書全体を通じて伝わってくるのは、「自分らしさ」を見つけるための旅を20代のうちに始めよう、というメッセージです。
人生の中で何が自分にとって本当に大切なのか、どんな人生を歩みたいのかを自分自身で発見し、それに基づいて行動を起こすことが大切だと本田健は繰り返し説いています。
本書を読むことで、あなたも自分の人生を見つめ直し、未来に向けた一歩を踏み出す勇気をもらえるでしょう!
僕が学んだこと・考えたこと
本当にやりたいことをやろう
僕がこの本から受け取ったメッセージの一つが、「どんなにリスクのあることでも、自分がワクワクするならやっちゃおう!」というものです。
実はこの本の第一章、つまり最初のテーマが「大きな失敗をする」なんです。
失敗をしておいた方がいいなんて、なんだか不思議なアドバイスだなーと最初は僕も思いました。でも読み進めていくと、なぜ筆者が失敗を勧めるのかが分かってきました。
なぜ20代のうちに大きな失敗を経験した方がいいのか、
それはどんなにリスクが大きくても、20代なら挽回できるからです。
例えば、ウォルトディズニーは1920年代、彼が最初に設立したアニメーションスタジオ「Laugh-O-Gram Studio」が破産し、莫大な負債を抱えました。この会社の失敗で、彼はホームレス同然の状態に追い込まれてしまいます。
破産後、ディズニーはカリフォルニアに移り、新たなスタジオを設立。ここで誕生したのがミッキーマウスでした。彼の創造力とストーリーテリングの才能により、『蒸気船ウィリー』などの短編アニメーションで人気を博します。その後、世界初のフルカラーアニメーション『白雪姫』を大成功させました。
その後も次々と成功を収め、ディズニーはアニメーションの王国を築き、テーマパーク事業などでも巨大なビジネスを展開しました。
夢を見ることができるなら、それは実現できる
ウォルトディズニー
また、スティーブ・ジョブズは自ら創業したAppleを、当時CEOだったジョン・スカリーとの対立によって1985年に解任されてしまいました。この時、ジョブズは30歳。自分の会社を追い出されるという大きな挫折を経験しました。
しかし解任後、彼はコンピュータ会社NeXTを設立。また、Pixarを買収し、アニメ映画『トイ・ストーリー』を成功させ、アニメーション業界に大きな影響を与えました。
1997年、Appleが経営不振に陥り、ジョブズはNeXTの技術を引き連れてAppleに復帰。iMac、iPod、iPhoneといった革新的な製品を次々と発表し、Appleを世界で最も成功したテクノロジー企業に変貌させました。解雇されても、ジョブズは自身の革新的なアイディアを信じ、諦めませんでした。
ジョブズはこの解雇を「最高の出来事の一つ」として振り返っており、失敗や困難が後の成功の基盤となったことを強調しています。
Stay hungry, stay foolish.
ハングリーであれ、愚か者であれ
スティーブ・ジョブズ
成功者と呼ばれる人は、失敗をしても、そこから再び立ち上がり、次の成功に向けて歩き出します。なぜなら自分がやろうとしていることにワクワクしているからです。
20代であれば、大きな失敗をしてもまだ挽回できるチャンスはあります。ワクワクすることにどんどんチャレンジし、自分の成功を掴みましょう!
✅20代であれば、大きな失敗をしてもまだ挽回できる。ワクワクすることにどんどんチャレンジしよう!
お金と時間の投資と消費
みなさんは、お金と時間をどんな風に使っていますか?
どちらも限られた資産です。無駄にしてしまったという経験や、逆に使って良かったと思う経験などそれぞれあると思います。
本書ではお金と時間の使い方について、投資と消費の2つに分けて使うことを推奨しています。
未来のために使えばそれは投資、そうでなければそれは消費という分類です。
なら投資だけにフルベットすべきかというと、そうではありません。お金と時間をうまく使うためには投資と消費の両方が必要だと著者は述べています。
限られた資産をどう使うか。それが未来を決めます。
著者のおススメの使い方は知識と知恵に投資することです。知識とは自分が幸せに生きるために必要なスキルのことです。
ですが、知識がすぐに実践で使えるわけではなく、経験が加わって初めて知恵になります。
自分がどんな未来にしたいのか考えて、そのためにお金と時間を使うといいかもしれません!
✅お金と時間、限られた資産をどう使うか、それが未来を決める
運について
この本は運についても触れています。運について学ぼうなんてちょっと不思議だなと思いました。
筆者によれば、世の中には幸運を呼び込める人とそうでない人がいるそうです。
では、運がいい人と悪い人は何が違うのでしょうか?
それは、準備です。
本書によれば、幸運は準備を整えた人にやってくるそうです。
受験の失敗や失恋、解雇などの不幸な出来事があったとしても、「ここからどうするべきか?」を考えることが大切だそうです。
例えば、トーマス・。エジソンは電球の発明に挑戦する中で、1,000回以上もの失敗を経験しました。しかし、彼は「それは失敗ではなく、うまくいかない方法を発見したのだ」と捉え、諦めずに次への準備をします。
失敗から学び続けた結果、ついに実用的な電球を完成させました。エジソンの成功は、準備と粘り強い努力があってこそ得られたものであり、彼の人生もまた「幸運は準備を整えた人に訪れる」を体現しています。
私は今までに一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を今まで二万回しただけだ。
トーマス・エジソン
どんな逆境も自分の人間性、情熱、努力でひっくり返すことが可能です。
人生を決めるのは、その状況に対し、自分がどう感じ考え、行動するか。
前を向ける人だけが幸運を呼び込めるのです。
✅幸運は準備を整えた人のもとにやってくる
まとめ
最後に、今回のポイントをおさらいしましょう!
✅20代であれば、大きな失敗をしてもまだ挽回できる。ワクワクすることにどんどんチャレンジしよう!
✅お金と時間、限られた資産をどう使うか、それが未来を決める。知識や知恵に投資し、理想の未来へ!
✅幸運は準備を整えた人のもとにやってくる。
『20代のうちにしておきたい17のこと』は、20代という貴重な時期をどう過ごすかを考える上で、非常に有益な指南書です。自己投資、人間関係、お金との付き合い方、時間の使い方など、20代で身につけるべき具体的なスキルと心構えが詰まったこの本は、人生をより豊かに、後悔のないものにするための大切なヒントを与えてくれます。
まだこの本を読んでいない方は、ぜひ一度手に取ってみてください。20代をどう過ごすべきか、これまで以上に深く考えるきっかけになること間違いありません。
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